「CUPMEN(カップメン)」のデザイナー、馬渕晃さんに伺いました。
Contents
CUPMENについて、考えたきっかけやコンセプトなどを教えて下さい。
KONCENTショップで印象に残っているものがあれば教えてください。
馬渕さん:400eachとfireです。
どちらも使用している時、使用していない時、それぞれの美しさがあります。
また、手に触れたとき400eachは透明感をそのままの軽さで感じましたし、Fireは火の形からずっしりとした重さを感じました。見るだけではなく触れることでも何かを感じさせるデザインだと思います。
K:使わないときにも美しくまとまってみえることは、デザイン的な配慮があるということなのでしょうね。使っていない時にも、見ると何となくほころんでしまうCUPMENにも、馬渕さんの配慮の視点が生きていますね。
デザインに興味を持ったきっかけは?
馬渕さん:小さい頃、機械設計をしていた父親の机からトレッシングペーパーを発見して
透ける紙の面白さにはまり、その頃流行っていたウルトラマン怪獣カードで
日々トレースに明け暮れ絵を描くこと、楽しさを覚えました。
同時期、家の増築や建て替えを行っており、その時の大工さんを見て
「かっこいい!」と思い、自分の手で何かを作る人になりたいと思いました。
ベニヤ板と大量の釘、ハンダとハンダごてとかでした。笑
最近凝っていることはなんですか?
ケーキをはじめ無類の甘党であり、そして自分に対しても甘いです。
自分に厳しくなれるよう修行中です。
K:腹筋の筋トレができる方は、自分に甘くないと思いますよ!
休日の過ごし方は?または、お気に入りの場所などはありますか?
馬渕さん:5年目になる貸し農園(畑)で野菜と対話しています。
あとは吉祥寺井の頭公園内にある動物園へよく行きます。
(年間パスを購入したので、もとをとるために・・・)
植物や動物には人間が忘れかけている生命力の強さを感じます。
K:畑をしていらっしゃるんですね。井の頭公園はKONCENTスタッフもよく行きます。もしかしたらすれ違っていたりして。
尊敬するデザイナーやアーティストはいますか?
馬渕さん:佐々木マキさんと手塚治虫さんです。
佐々木マキさんのイラストはいつ見ても心が引き込まれます。
手塚治虫さんは一言で言うのは難しいですが、何もかもひっくるめてすごいの一言です。
デザイナー版ブラックジャックがあったら読みたいです。
K:そういえば、馬渕さんはイラストも描かれるんですよね。
佐々木マキさんは絵本やマンガでのご活躍もさることながら、村上春樹さんの本のカバーでも知られていますね。手塚治虫さんがもしデザイナー版ブラックジャックを描いていたら、わたしもぜひ読んでみたいです!
今後の展開について教えて下さい。
馬渕さん:何事にも一生懸命とり組み、ものづくりをしていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
次のアイディアも楽しみにしています!
馬渕さんのウェブサイトはこちらから↓
http://www.akiramabuchi.com
馬渕さんデザインの商品はこちらから
CUPMEN(カップメン)