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2021.5.16|KONCENT STAFF
おいしい焼き目がつき、高火力調理に向く鉄鍋(鉄フライパン)。ふだん鉄鍋を選ぶ際、何を基準にしていますか? 多くの方は、直径を基準にしているのではないでしょうか。それに加えてチェックすべきは、板厚(いたあつ)です。メーカーによっても違いますが、一般的には、1.6mm、2.3mm、3.2mmがあります。鉄鍋はこの板厚によって用途が異なります。それぞれの特徴に合わせて使い分けることで、料理が上手に仕上がります。
板厚別の特徴
1.6mm
・温度上昇が早い反面、温度が下がりやすく加熱ムラができやすい
・加熱ムラができやすいIHコンロには、やや不向き
・炒め物やチャーハンのようにあおる(振る)調理や、スクランブルエッグなど手早く調理する料理に適している
2.3mm
・1.6mmより温度上昇にやや時間がかかる反面、蓄熱性が高いので、温度が下がりにくく加熱ムラが少ない
・加熱ムラができやすいIHコンロにもオススメ
・ハンバーグやステーキ、餃子など、しっかり焼き目をつける焼き物に適している
3.2mm
・2.3mmよりもさらに蓄熱性が高く、安定した温度を維持できる
・加熱ムラができやすいIHコンロにもオススメ
・ハンバーグやステーキ、餃子など、しっかり焼き目をつける焼き物のほか、お好み焼きやパンケーキなど、中までじっくり火を通す料理にも適している
厚みが増すと蓄熱性が高くなる
用途はあくまでも目安であり、3.2mmだと炒め物に向かないというわけではありません。厚みが増すと蓄熱性が高くなり、食材を入れた時に温度が下がりにくいので、野菜炒めもシャキッと仕上がります。あやせものづくり研究会|Tetsu Konabe(テツコナベ)は板厚3.2mm、底面の直径は11cmで、パンケーキを焼くのにピッタリなサイズです。
くっつかないの?
「鉄鍋はくっつきやすい」というイメージ、ありませんか? たしかに、鉄鍋を十分に加熱していないうちに食材を入れるとくっつきます。鉄鍋からうっすら煙が出るくらいに空焼きし、油をなじませてから食材を入れれば、くっつきません。パンケーキの場合は、鉄鍋をぬれ布巾の上に置いて少し冷まし、少し高い位置から一気に生地を落とすときれいな円に広がります。
焦げたり、焼きムラができたりしないの?
厚い鉄鍋は、蓄熱性が高いため弱火でも一定の温度を維持できるので、中に火が通る前に焦げてしまったり、焼きムラができるという失敗を回避できます。Tetsu Konabeは、1枚板をプレス加工して作られており、側面も板厚が同じ。つまり、側面も蓄熱性が高く、包み込むように加熱します。
お手入れが面倒じゃない?
「鉄鍋はサビやすい」「洗った後の油引きが面倒」と思う方も多いのではないでしょうか? Tetsu Konabeは、「チッカ黒染め処理」が施されており、サビに強く、洗った後の油引きが不要なのです。チッカ処理とは、窒素を浸透拡散させ、表面層を硬化させることで耐摩耗性等を高める化学処理。コーティングではないため剥がれたりせず効果が長続きします。また、チッカ処理が施されていない鉄鍋の場合は、サビ止めの保護皮膜でコーティングした状態で出荷されるので、使う前にこの保護皮膜を除去するための焼き込み(空焚き)をする必要がありますが、Tetsu Konabeはこの手間も不要です。
自宅で手軽にプロの味
鉄鍋でパンケーキが焼ける理由、ご納得いただけましたでしょうか。厚みのある鉄鍋は、強火で一気に加熱する野菜炒めから、弱火でじっくり焼き上げるパンケーキまで、さまざまな料理をプロの出来映えに格上げしてくれます。また、チッカ黒染め処理を施されたTetsu Konabeなら、お手入れもラクラク。迷っていた方も、ぜひお試しください。
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