今年の夏もたくさんのご投稿が寄せられた「#ネコカップチャレンジ2023」。チャレンジいただいた皆さま、本当にありがとうございました。昨年の投稿数には及びませんでしたが、アッシュコンセプトからの感謝の気持ちも添えて、昨年と同じく22,222円をネコの保護活動を行うネコリパブリック様へ寄付いたします。
去る2023年9月3日(日)にKONCENT公式YouTubeチャンネルにて、「ベスト オブ ネコカップ」受賞作をご紹介するLIVE配信を行いました。当日のLIVE配信の様子と、後日いただいた受賞者のコメントをお伝えします。
*「#ネコカップチャレンジ2023」の概要につきましては、こちらからご覧いただけます。
* LIVE配信のアーカイブ動画は、こちらからご覧いただけます。
Contents
かくも悩ましい審査
9月3日、+d「ネコカップ」「コネコカップ」のデザイナー・森井ユカさんがご来社。SNSで投稿作品をご覧になり、数日間「熱が出るほど、悩み狂っている」とのこと。素敵な作品ばかりで嬉しい悲鳴です。
もはやネコメイクに違和感がなくなっている森井さん。やっとの思いで紹介する作品を絞り込み、いよいよ本番です。
配信スタート!
森井さんのプロフィール紹介に続いて、賞品のお披露目です。
ベスト オブ ネコカップ「森井ユカ賞」の賞品として「NEKOKIT 基本ポーズ」をご提供いただきました。型に粘土をのせるだけで、誰でも簡単に、無限にネコを製造することができる小麦粘土遊びキットです。
さらに、森井さんの造形作品がプリントされた「無限ネコポストカード」もプレゼント!
そして、ベスト オブ ネコカップ「KONCENT賞」の賞品は、森井さんが考案・デザインし、8月8日・世界ネコの日に発売された、+d「ネゴ」。ネコ好きにはたまらない、KONCENTの新たな大人気商品です。
では、いよいよ受賞作の発表です!
ネコ料理部門 KONCENT賞
KONCENT:
こちらはワンプレートのお料理としても完成度が高く、写真全体の世界観もとても素敵で、多くの票を集めました。
森井さん:
ホントに素敵で、背景込みでコネコカップの世界観が表現された、奥深い作品ですね。ごはんの着色、難しいと思うんですが、美しく仕上げられていますね。よく見ると左奥にももう1セットあるんですよ。もしかしたら、3つ4つあるのかもしれない。そういう想像力を掻き立てられる作品でした。
Kagaminさん(LIVE配信後コメントをいただきました):
アートとかオシャレとかには全く!無縁の人生を送ってきたので、今回、こんな素敵な賞を頂いて、只々、驚いております。皆様の過去の作品を見て「コレは私の出る幕じゃないけど、ちょっとでも保護猫の役に立つなら」と連投させて頂きました。
何よりコネコカップでご飯を盛り付けるだけで一気に映えるプレートになるのが楽しくて、ネコ量産してしまいました。今まで「とりあえず料理はテキトーに片付ける!」を旨としてきた人間に“日常に存在するアート”の楽しさを示唆してくれたネコカップが素晴らしいです。ありがとうございました!
ご飯の青い部分はバタフライピーで着色しています。ウチではお米1合とハイマンナン1/2カップ(1合分)の合計2合分に、乾燥バタフライピー4個をお湯100ml程度に浸して出した濃い目のお茶を入れ、残りの水分量を調整して炊いています。
この分量で全身青いネコ2匹分と青白バイカラー2匹分が出来ます。 炊き上がった青いご飯は、先ずは耳先にギュウギュウに詰め、顔とお腹の白くしたい部分以外に押し付けるように配置してから、白いご飯を詰めています。
蛇足ですが、青い部分の詰め方によって、某有名キャラクターに見えます。
ネコ料理部門 森井ユカ賞
森井さん:
先ほどのKagaminさんの作品と同様に、背景込みで物語が伝わってくるという点で評価させていただきました。緑色の部分はお酒を使っているとのことで、ちょっと大人っぽいゼリーです。静かな音楽が流れるレトロなカフェでこれを食べられたら素敵だなぁ、と色々妄想がふくらみます。しかし、これ、どうやって作ったんでしょうね?
Lycorisさん(LIVE配信後コメントをいただきました):
ネコカップチャレンジ!! 毎年、参加がとても楽しみなイベントです。お目に留めていただき光栄です。ありがとうございます。
どうやって?とのお話をいただいた2層のゼリーの境目は、クッキー型で作りました。先に固めた生クリームのゼリーに型を押し当ててくり抜いてから、ミントのゼリー液を流して模様にしています。
ネコカップの型を眺めていると、いくつもの構想が浮かぶのですが、いざ形にしようとするとなかなか思い通りにいかず、今年もたくさんのゼリーを、お腹へと片づけることになりました。でも楽しいのです! 来年の開催もあると信じて、あれこれ楽しんでいきたいです。
ネコ造形部門 KONCENT賞
– なんでもねこづくり – (@champtheblackie)さん
KONCENT:
張り子の照明なんですが、こちらも世界観が素敵ですね。
森井さん:
張り子は私も作ったことはあるんですが、張り子で形を作るところまでは、そんなに難しくないんですよ。でも灯りを入れてみると、イメージ通りの光り方にならなかったりして、何度も作るうちにコツがわかってくる。そういう工芸としての力が試されるものなんです。ホントにきれいですね。
Champ and Nozomiさん(LIVE配信後コメントをいただきました):
この夏はなかなかネコ制作ができませんでしたが、素敵な賞をいただきありがとうございます。張り子のランプシェード作りは初めてでしたので、事前にYouTubeやブログで大まかな工程を学びました。
今回こだわった点は ・紙は全て手でちぎる ・紙の四辺(直線部分)を残さない です。足や耳などの細かい部分は紙を小さくしたり、細長くちぎっていくつも重ねて補強しました。
可愛く飾りながら、実生活で使えるネコ・コネコを家中に増やしていきたいと思っています。
ネコ造形部門 森井ユカ賞
森井さん:
この部門、みなさん色々な素材でチャレンジしてくださっていますが、このワイヤーアートというのは初めて見ました。細いところと太いところが組み合わされることで、全体の美しさを盛り上げていますね。このアングルも良くて、私はネコのバックスタイルが好きなんですが、こだわってデザインした甲斐があったなと思います。
コデマリさん(LIVE配信後コメントをいただきました):
フォロワーさんのガーランドが素敵で自分でもワイヤーで何か、とシロツメクサの花冠のようなものを作ったのがきっかけで、コネコにも花冠を、その後コネコも作ってみました(別のコネコです)。
二つ目のコネコ、造形部門で選ばれて嬉しいです。また色々な素材でチャレンジしたいです、ありがとうございました。(このコネコにはワイヤーワーク造形作家・山田命佳さん @M_wireArt の制作キットの小さなモチーフの技法を使わせて頂いています。)
ネコもいっしょ部門 KONCENT賞
Ichi(@allhail2ichi)さん
※画像をクリックすると動画をご覧いただけます。(リンク先:Instagram)
KONCENT:
ツナゼリーを2匹のネコちゃんが食べているんですが、噛んで食べてる子と舐めてるだけの子、それぞれの個性があるんですよね。
森井さん:
ホントにおいしそうですよね。ネコちゃんが喜んで食べてる姿はホントに平和で、心が癒されますね。
Ichiさん(LIVE配信後コメントをいただきました):
パウチのマグロで寒天ゼリーをコネコカップで作るのは、お祝いの定番です。いつもは仲の悪いうちの子も、ゼリーの前では休戦です。寒天ゼリーは水分や食物繊維も摂れるので、身体にもいいと思います。 マグロの具がない寒天液を先に耳のところに流すときれいにできます。
ネコもいっしょ部門 森井ユカ賞
森井さん:
これ、ホントに微笑ましいんですよ。何回見ても笑いが漏れてしまう。前髪がおそろいになってるんですよね。ネコちゃんがこっちを向いて記念撮影みたいになってるのが、“永遠の一瞬” のようで、話してるうちに涙が出てきちゃいそうです。
Kotetsu440さん(LIVE配信後コメントをいただきました):
ネコカップ楽しく参加させていただきました♪ 小鉄のおかっぱ頭を再現したくて、キジ柄部分をコーヒーゼリー、白い部分をミルクゼリーで作ってみました。
ゼリーと一緒に写る小鉄のポーズも可愛くて、私もなんだかホッコリする一枚です⭐︎ 本当に選んで頂きありがとうございました。
以上、受賞者6名の皆さま、おめでとうございました!
総評
森井さん:
毎回驚きに満ちていますね。「こういう作り方があったんだ!」「こういう一瞬を切り取ったんだ!」と。その意外性もさることながら、皆さんの超絶技巧が天井知らずで。このプロダクトが私の手を離れて、皆さんの作品になっていくという、可能性の広がりを毎回このチャレンジでひしひしと感じております。「#ネコカップチャレンジ2024」もまたご投稿いただければと思います。
キャンペーン期間外でもSNSへのご投稿は随時受け付けております。皆さまのチャレンジをお待ちしております。ご投稿いただいた作品は、KONCENT公式サイトでご紹介する場合がございますので、こちらもチェックしてみてください。
改めまして「#ネコカップチャレンジ2023」にご参加いただいた皆さま、応援いただいた皆さま、ありがとうございました! これからも「ネコカップ」「コネコカップ」でネコを量産して、そして「ネゴ」で対戦して、世界を平和にしていきましょう。