LIFE
2021.10.1|KONCENT STAFF
秋の季語にもなっている「きのこ」。中でも秋の味覚の代表格・松茸は、9月から10月が旬です。ほかのきのこは一年を通して出回っていますが、人工栽培が確立されていない松茸は、この時期にしか手に入りません。
きのこには、三大うまみ成分のグルタミン酸・グアニル酸・イノシン酸のうち、グルタミン酸とグアニル酸の2つが含まれており、きのこの深い味わいは、このうまみ成分の合わせ技によるものです。
きのこには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれており、ローカロリーでヘルシーな食材です。水溶性食物繊維のβ-グルカンは、血中コレステロール低下、血糖値上昇の抑制、免疫細胞の活性化など、さまざまな働きがあります。また、乾燥キクラゲや干し椎茸には、カルシウムの吸収促進や免疫機能の調整をするビタミンDが含まれています。そんなおいしくてヘルシーな、きのこを使った2品をご紹介します。
Contents
レシピ① きのこの炊き込みご飯
材料
きのこ(椎茸・舞茸・エリンギ・しめじなどお好みで)250g/ゴボウ 1/4本/ニンジン 1/4本/米 2合/水 450mL/めんつゆ(2倍濃縮)大さじ4/みつば 適宜
道具
作り方
①米を洗って、30分ほど浸水させた後、ざるにあげておきます。
②『プラタワ フォーキッチン』を使って、ゴボウとニンジンを水洗いします。
③ゴボウをささがきにし、水にさらしてアクを抜きます。ニンジンは細切りに、きのこは食べやすい大きさに切ります。
④『スミフカナベ』に①と水、めんつゆを入れてひと混ぜし、③をのせます。
⑤中火にかけて炊きます。沸騰してから2分後に弱火にし、7〜8分炊いて水気がなくなっていたら火を止めます。
⑥全体を混ぜてから10分ほど蒸らして完成です。お好みでみつばを添えてお召し上がりください。
※スミフカナベは蓄熱性が高く水分がとびやすいので、すぐに食べない場合は、おひつに移してください。
お茶碗:ARITA JIKI『kakiguro bowl S black』/お箸:+d『UKI HASHI(ウキハシ)』
レシピ② きのこのバター焼き
材料
お好みのきのこ(お好きなだけ)/バター 10g/しょうゆ 少々/すだち 適宜
道具
作り方
①『スミトースター』を中火で熱し、バターを溶かします。
②切ったきのこを並べ、『サイバシ』を使って返しながら焼きます。
③お好みの焼き加減になれば、完成です。しょうゆを少しと、お好みですだちをしぼってお召し上がりください。カセットコンロやキャンプ用の小型コンロがあると、食卓で焼きながら食事を楽しめますので、ぜひお試しください(今回はキャンプ用の小型コンロを使用しました)。
いかがでしたか? スーパーで松茸を見て「スミトースターで炙ったらおいしいだろうな…」と思いましたが、我が家のお財布事情を考慮して、エリンギ・椎茸・しめじをカゴに入れました。食卓で焼くと、アツアツをいただけるのでおすすめです。秋の夜長に、お酒と一緒にお楽しみください。
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